メアリは言った。「あたしもひとりぼっちなのよ」
今日の上弦の月のイメージは、
ディオールのCMでナタリー・ポートマンが言った
「AND YOU, WHAT WOULD YOU DO FOR LOVE?」(で、あなたは愛のために何をするの?)
みたいな感じで私はとらえました。
愛は男女の愛に限りません。
真剣に生きてる?
自分に夢中になってる?
これは私の感覚なので、違う感じ方もあると思います(*^▽^*)
しかし、あのCMはインパクトありますね。
何度見ても惹きつけられます。
さて、今日の太陽のサビアンシンボルは
牡羊座 4度 「 恋人たちが秘密の散歩を楽しむ 」
なんかムフフな感じですが(笑)
テーマは「秘密の場所で好きなものに没頭する」
あなたの秘密の場所は?
そこで何する?
時間を共有できる相手がいたら、もっと楽しいでしょうね。
誰も知らない秘密の場所。
私だけが知っている場所。
それは心の中の理想郷かな。
私は子どもの頃に読んだ『秘密の花園』(フランシス・ホジソン バーネット著)が好きです。
この本に描かれている花園のイメージが私の理想郷かも。
荒れ果てた庭がいのちあふれる花園に再生していく様子。
主人公のメアリとコリン。
親に見離され、ひねくれていた2人の子どもが、
植物のいのちに触れてイキイキと成長していく様子。
愛は与えるほどに、身の回りに増えていくと教えてくれるお話。
これって今思うと死と再生の物語なんだねー。
(マザーグースからインスパイアされた小説らしい)
「誰もその庭をいるといわないの、
だれもほしがらないの、
それを閉ざしたままにして、死なせているのよ!」(『秘密の花園』より)
誰も欲しがらないその庭は、メアリやコリン自身なのです。
人は誰かを愛したい。
人は愛なしで生きられるようには作られていないから。
(恋愛依存という意味じゃないですよ)
誰からも愛されていないと思うなら、自分から愛してみて。
相手は人間でなくてもいい。
命あるものに愛を注いでみて。
愛は与えるほどに増えて、あなたを満たすでしょう。
でも、もっとも愛するべきは
自分自身であることも忘れないでくださいね。
犠牲的に生きてはいけない。
私は今でもときどき、心の中にある秘密の花園に行って自分を癒しています。
群がり生えている植物の根からは芽や茎がめざましい勢いでのび出ていました。
クロッカスの茎の間には、開きかけている黄や紫の花がちらちら見えます。
半年前のメリーだったら、世界がこんなに生き生きと目をさましかけているのに気がつかなかったことでしょう。
でも今のメリーは何ひとつ見逃しはしませんでした。(『秘密の花園』より)
1993年にフランシス・コッポラ監督が総指揮を取って公開された『秘密の花園』では、
(メアリーが孤児になった理由が小説とは違っていますが)
『ハリーポッター』シリーズでおなじみのマギー・スミスさんが
メドロック夫人役で出演しています。
思わず「ミネルバ・マクゴナガル先生!!」と呼んでしまいそう(笑)
作者の死後50年以上経っているので、どこかのサイトで読むことができるかもしれません。
翻訳家によって違う部分はありますが。
おおまかなあらすじ
- 作者: フランシス・ホジソンバーネット,Frances Hodgson Burnett,畔柳和代
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/05/28
- メディア: 文庫
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